IllustratorとPhotoshopの違いについて②
この記事は前回の続きになります。
まだ読んでいないという方はこちらをチェック!
Photoshopの特徴
Photoshopが得意なことは、
写真やイラストの修正や合成などです!
例えば、曇り空を雲ひとつない青空にしたり、
無表情の人を笑顔にさせたりすることができます。
ほかにも、お絵かきソフトの代わりとして
Photoshopを使っている人もいます!
Illustratorの特徴
Illustratorが得意なことは、
ロゴや印刷物、レイアウト作成などです!
Illustratorが扱うものは
主にベクターデータになるので、
ロゴのように頻繁に拡大・縮小するものには
イラストレーターがおすすめです。
また、テキストがメインの画像作成も
Illustratorの方が向いています。
まとめ
IllustratorとPhotoshopの使い分け
これらの特徴から、2つのソフトが向いている作業は
以下のようなものになります。
Photoshop
・写真の合成、加工
・イラストの作成
Illustrator
・ロゴやアイコンの作成
・名刺、ポスター、看板など印刷物の作成
・レイアウト重視のデザイン
ですが、実際には2つのソフトを上手に組み合わせて
1つの制作物を作ることがほとんどです。
ですので、PhotoshopもIllustratorも
両方使えるようになるとBESTです!
IllustratorとPhotoshopの違いについて①
IllustratorとPhotoshopの違い
この2つの違いを今回は説明します!
この2つの違いは
・Photoshop→ラスター系ソフト
・Illustrator→ベクトル系ソフト
ということになります。
ラスター(ペイント)系と
ベクトル(ドロー)系とは?
IllustratorとPhotoshopのような
グラフィックソフトは、
ベクトル系とラスター系に
大きく分類されます。
ラスター(ペイント)系
Photoshopのようなラスター系ソフトは
画像を細かい点(ピクセル)で描画します。
このようなピクセルを集めて作られる画像のことを
ビットマップデータといいます。
ビットマップデータは拡大や縮小を行うと、
画像が粗くなることがあります。
ベクトル(ドロー)系
Illustratorのようなベクトル系ソフトは
円や長方形などの図形は
オブジェクトとして描画します。
オブジェクトの点や線は、
X座標・Y座標と数値化されているので、
拡大縮小しても画質が劣化しないことが特徴です。
このようなオブジェクトのことを
ベクターデータといいます。
まとめ
・Photoshopはラスター系ソフト
・ラスター系ソフトは「ピクセル」でできている
・Illustratorはベクトル系ソフト
・ベクトル系ソフトは「数値」でできている
次回は、これらの特徴を踏まえて
IllustratorとPhotoshopそれぞれの特徴を
解説します!